治験には様々な企業がありますが、正直なところ、
「どの治験紹介企業でもそんなに変わらないよ」
ってことを知っておいて下さい。
はい、今日の記事終わり‼︎
いや、
せっかくなんで、治験紹介の有名企業をいくつか紹介しますね。
企業により、扱う治験の色が多少ありますが、あなたが注意するのは治験紹介企業よりも、どの治験に応募するかってことです。
ですから、あなたがフリーターで、色々な治験に参加したいなら、
『色んな治験紹介企業に登録する』
ってことが、一番の回答になるかなと思います。
どの治験紹介企業に登録したとしても、
- 自分が耐えられる時間と日数なのか
- 安全性は高そうなのか
- 報酬はいくらなのか
こういったことを事前情報から取り入れて、自分に最も適した治験に参加して下さいね。
それでは、治験紹介企業の紹介です。
VOBは日本最大級の治験紹介数
まずは『VOB(ボランティアバンク)』です。日本最大級の治験紹介企業。私も一番最初はここに登録して治験に参加しました。
とにかく治験情報が満載です。
東京、神奈川、埼玉、千葉の案件を取り扱っています。関東圏にお住まいの方は登録しておいて間違いはないでしょう。
VOBでは「スポーツ飲料の試飲」や「化粧品のモニタリング」など、かなり気軽に出来そうな案件も挙がってきたりします。
治験で試された薬が「新薬」として世に出回ったり、「トクホ」として店頭に並ぶことがありますので、それを目にした時は「自分は人のためになるボランティアをしたんだな!」っていう喜悦感を持てたりしますよ。
VOBはまだ登録解除していないので、メールで流れてくる案件をちょっとだけお見せします。
例えば、
つい最近挙がってきた案件です。
食品の案件で、11/18に挙がって、3日後にはすでに定員が満たされて募集が終わってました。
かなり安全性高め(まぁ、安全性が高いから治験として挙がってくる訳ですが、私たち一般人から見ての根拠のない所感ですよ)、一日限りのモニタリングで、負担軽減費(あなたにとっての報酬のようなもの)10000円。
一日で終わるし、10000円もらえるってことで殺到したんでしょう。20歳から受けられるんで学生やフリーターが多かったでしょうね。
治験は多くの人が一緒に受けたり、検査結果が出るまで次の行動に移れなかったりするので、漫画や雑誌が常備されているところがほとんど。食事も大概出ますよ。
もう一つ紹介
こちらは20歳〜40歳の健康男性に向けられたもの。3泊4日ですね。負担軽減費はメールの方に来ていて、
◯初回来院のみで終了: 5000円
◯本試験参加者: 168000円
ってなってます。
これも人気あったよう。
「初回来院で終了は5000円」ってなってますが、これは最初の検査で実は健康じゃなかったり、何かしら条件に当てはまらなかった場合に起こり得ます。
ですから、自分は健康か分からないから応募するの迷っているんじゃなくて、「とりあえず気になったのは応募する」というのが答えになったりしますよ。
VOBの公式サイトに入ると下記のような認知症治験の画面になりますが、この画面からの登録でも全ての治験情報をもらうことができます。
もしくは、赤丸で囲まれている『VOB』をクリックすると、公式トップページに入りますので、そこから登録をしてください。
VOBの無料登録はこちら。
因みに、どの治験も無料で登録、治験に参加する時でさえ、自己負担は移動費だけってことを頭に入れておいて下さいね。
じゃあ、次行きます。
医学ボランティア会JCVNの治験
こちらもVOB同様に取り扱い案件が豊富です。
JCVNでは毎日青汁を飲んで日誌をつけるモニタリングやタバコを吸っているような禁煙器具のモニターなど、「絶対これ安全!」と思えるような案件も取り扱っていたりします。
また、
- 治験ボランティア
- ニキビ治験ボランティア
- 喘息治験ボランティア
- メタボ治験ボランティア
など、登録が分かれていたりもするので、自分に適した治験を最初から選ぶこともできます。
治験って健康じゃなくても参加出来るんですよね。だから
- 自分のこの病気を通して世の人の病気を治す協力をしたい
- 自分の病気を負担軽減費をもらいながら治療してみたい
- 詳細な検査を治験でしてもらいつつ、負担軽減費ももらいたい
っていう理由でも治験に応募してOKなんです。
治験をもっと気軽に利用してみましょう。
JCVNへの無料登録はこちらです。
糖尿病でも治験に参加できるインクロム
こちらは糖尿病を専門に扱っている治験です。
大阪では「OCROM」東京では「TOCROM」という外来治験専門の医療機関で治験を受けることになります。クリニックに近い感じですね。ほぼ糖尿病改善のために通えると思って良いでしょう。
診察と検診、人間ドック並みの検査を無料で受けられ、しかも負担軽減費ももらえる
なんか、訳分かんなくなってきますよね。でも、それで新たな新薬や新たな治療法が生まれてくる。こんな生活どうですか?
インクロムで糖尿病治験をしたい方はこちら
インクロムではもちろん一般的な治験も実施しています。健康な方はこちらの登録をおすすめします。
インクロムは大阪が中心なので、関西圏にお住まいの方はインクロムがメインになりそうですね。取り扱い案件は関西の中で一番豊富なイメージです。
治験ジャパン
治験ジャパンも取り扱い案件が豊富です。
全国を対象としていますが、結局、地方の取り扱い案件はほとんどありません。
登録しないと案件は見れないですね。上記企業と同じくらい、業界の中でも取り扱い案件数は豊富なので、とりあえず登録するのもアリだと思います。
生活向上WEB
こちらは「生活向上WEB」です。登録しなくても詳細な治験案件情報が見ることができます。
ちょっとだけ最近の案件をお伝えしますと、
- 「土日通院」バナナを摂取して血圧とお通じの状況変化を調べるモニター
- 血圧が高めの方のWEBアプリ試験
- 60歳以上を対象としたサプリメントモニター
生活向上WEBは様々な県での治験に参加出来るのが嬉しいですね。地方でも取り扱い案件は少ないですが、ありますよ。
治験のデメリットは何?
治験におけるデメリットは
- 拘束時間が多かれ少なかれ存在すること
- 治験内容によっては注射や採血が多い
- 待ち時間にやることがない人は苦痛かも(スマホ必須)
- たくさんの案件がメールで送られてきてウザい
- たくさんの知らない人と同じ部屋で待機
といったところでしょうか。
私は糖尿病を患っており、採血には慣れていたので、特にデメリットにはなりませんでしたね。
待ち時間にやることがある人は待ち時間も問題ないでしょう。
結構長い時間待機するので、知らない人とも世間話したくなりますよ。
人によってはデメリットもメリットになったりしますね。気になる人は治験に参加するのは辞めたら良いと思います。
治験選びのポイントは通える範囲の治験を選ぶこと
以上、案件数が比較的多い治験紹介企業をご紹介しました。
治験選びに必要なのはまず、「自分が通える範囲の治験案件が豊富かどうか」というのを大前提として考えましょう。
移動費は自己負担なので、遠方の治験に参加するのはおすすめ出来ません。
都内在住の方なら『VOB』は必須でしょう。関西なら『インクロム』かなと言ったところ。
治験は案件数豊富な企業を選ぼう
また、案件数が豊富な企業を選ぶことも大事です。せっかく登録したのに、自分に適した条件を提示してくれる案件が無ければいつまでたっても治験に参加出来ないですからね。
治験はどの企業も比較的安全性が高い
これも覚えておきましょう。治験は安全だから人間の私たちに案件として挙がってきます。
人で試す前にマウスでの試験があったりします。何度も人を介した上で、治験として挙がってくる案件もあります。
しかし、海外だけでなく、日本においても治験での死亡事故が過去にあったのは事実です。
安全性は高いものの、「絶対」とは言い切れません。
ただ、治験の事故よりも
- 車の死亡事故
- 医療ミスによる死亡事故
- 子どもや高齢者が高い建物から転落死してしまう事故
など、治験よりももっと確立の高い死亡事故が、私たちの身近には起こっています。
そう考えると、治験を不安視する人がそれなりにいるのは、単なる治験の知名度の問題ではないかなと思いますね。
正しい情報を仕入れて、あなたの生活と病気やコンプレックスで悩む人たちの力になってあげて下さい。