Ochanのお仕事練錦術

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警察官を私が辞めた理由と警察の真相を紹介

警察官ネタ第三弾です。

過去の記事はこちら

今回は警察学校を卒業した後の公私生活をお伝えします。

警察官を目指す人、迷っている人の参考になればうれしいですね!

ちなみに、今回は警察官になることのデメリットも紹介してます。入った後のギャップに苦しまないためにも読んでいただければと思います!

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最初は指導担当との二人三脚

警察学校を卒業したとはいえ、すぐには一丁前に仕事はできません。最初は指導担当が着き、現場でも必ず誰かが着いてくれます。一人での勤務は1ヶ月くらいして慣れてからですね。公務員だからでしょうか。一般企業と比べるとかなり手厚い印象を受けます。

指導担当は俗に「オヤジ」とも言われていて、担当する新入りの出来不出来はオヤジのせいとされます。

最初は緊張感たっぷりの現場勤務

独り立ちした時は緊張しましたね。特に夜。

昼間はまだ他の勤務員がいたりするので、あまり一人というのがありません。しかし、場所にもよりますが、夜は基本的に縮小勤務となります。何かあった場合、無線で応援を呼びはしますが、最初は新米警察官一人で対応しないといけないこともあります。だから、ドキドキなんです。

そんな時、緊張をほぐしてくれたのは同期や一つ上の先輩たちの無線から聞こえてくる声でした。

まだあどけない無線報告。自分と同じく緊張しているであろうその声に安堵し、自分は一人ではないのだと勇気づけられたものです。

大抵の若者は部署を掛け持ち

男性の場合、基本的には「寮」での生活になりますが、私のいた警察組織では「寮=警備隊」だったので、一般業務と警備隊の兼務でした。それに加えて、武道、白バイ、騎馬、拳銃などの部署に所属する場合もあったので、3つ4つの部署や業務を掛け持ちしている若手は多かったですね。

一般業務と警備隊以外の部署業務は、自分から興味を示すだけで上司から声が掛かる場合もあれば、ある一定の基準を満たしていないと声が掛からないものもあります。

寮での生活はかなり自由度が高い

現場に出てからの寮生活はかなりの自由度でした。

門限こそあったものの、

  • 2〜3人部屋だが交代制勤務なので、一人の時も多い
  • 休日朝起きる時間は自由
  • 部屋のレイアウト、家電は個人の自由、もちろんゲーム機もOK
  • 酒類が常備されているので、ほぼ毎日どこかの部屋で宴会が行われている

って書いてみて気付きましたが、割と普通…笑。警察学校に比べるとって思って下さい。本当、革命感ハンパないんです!

専門性が活きるのには3年は必要

もしも、警察に入る前からある特定の技能を持っている場合、それを活かすには少なくても3年は必要だと思います。

1年目→警察学校

2年目→現場+警備隊+警察学校

3年目→この辺りから

警察の場合、武道の特練員は2年目から武道へ費やす時間が増えます。

一つ上の理系先輩が爆発物処理などの機械を専門に扱えるようになるまでに3年くらいを費やしていました。これは警備隊としての取り組みなので、サイバーテロなどの部署で働くならば、もう少しかかると思います。

昔からある警察業務、例えば鑑識。もともとそんなスキルを持つ若手はいないですから、こういうスペシャリストを育てるのは得意です。

しかし、新しい犯罪に向けた人材育成は若干遅れ気味な印象を受けます。

ITなどは警察に入る前から若い層が触れているものであり、かなりのレベルの人もいます。そういった人材はIT業界に入ることが多いので、なかなか獲得出来ません。これからの警察にはスキルある人材を獲得しやすい体制づくりが求められるはずです。

警察組織は視野が狭くなりがち

警察組織に入るならば、警察以外の人とも親交することをおすすめします。

政治や経済など世の中で起こっていることに目を向けなくてもほとんどの仕事が警察では成立してしまうんです。

知り合いは警察ばかりというのはよくあること。世界観が広がらないんです。世間はグローバル、クリエイティブな人材が出続けているのに、警察にはなかなかいません。

特に、警察というのは古い考えや仕来りを好む傾向にあります。若い世代は毎年入ってきますが、警察学校では徹底的に組織が動きやすい、管理しやすいように教育します。考えの固執を生みやすい環境と言えるかもしれません。

だから、様々な人と関わるべきだと思います。そうした時、警察という組織の問題点を見つけることが出来るでしょう。警察は新しくなるべきです。

警察の守られ過ぎは腐敗を産む 

「警察は守る人の前に守られすぎている」と思います。

俸給は決して高いとは言えないですが、日々の業務をそこそこやるだけで生活に支障がないくらいの額は入ってきます。

寮や社宅はかなりの低額。

人生設計もプランナーが勝手に提案してくれます。特に考えもしなければ、「じゃあそれで…」という感じになってしまいます。

私は「生きることってこんなに楽で良いのか?」「もっと自分で色々考えるもんなんじゃないか」と思っていました。このままじゃ自分は「弱い人間になる」のでは?と。

警察官にはもちろん正義感溢れ、この世を良い世界に変えていこう!と考える人は多いです。しかし、その一方で、警察という不自由のない組織に安住している人も事実多いです。

私は守られるより、生きる力を付けたいと思いました。その上で、人を守りたいと。

警察は右寄り、左寄りの考えも知る必要がある

警察では左寄りの考えを持つ人は基本的にはいません。採用の段階で親族調査が入るのは有名な話ですね。

私がいた組織では毎朝、国歌斉唱と国旗掲揚をしました。ここでは国家を歌わない、国旗を掲げないという個人の理由は通用しません。

私は特質、右寄りでも左寄りでもありませんが両方の考えは知っておきたいと思う人間です。(ただし、右派のトップ、左派のトップの考えにはどちらにも賛同できない部分もあります)

過去、警察は左派から多くの武力闘争を強いられてきました。その中には「今より生きやすい世界を作りたくて参加した」人もいたでしょう。ただし、その実現のために殺人や傷害を負わせることがあってはならないと思います。

警察はトップの意思で動かないといけません。だからトップが本当に民のことを思って政治や経済を動かしてくれないと無用な争いが生まれてしまうのです。

また、罪もない人を最初から犯人扱いする部分が警察にはあります。

携帯品の検査を警察に求められそれを拒んだら、怪しい人物という疑いで連行することがあります。

深夜自転車を漕いでいるだけで事情聴取される世の中になりました。

もちろん日本が物騒になってきたから、警察として事件を未然防止するには必要なのは分かります。しかし、犯人扱いされる方としては気持ち良いものではありませんよね。正義というのはこういうことなのでしょうか。

警察の限界って、こういうところにあるんじゃないかと思います。

まとめ

警察官の世界、少しは知ることが出来たでしょうか?

警察って安定はしてるけど、優雅な暮らしはキャリアでない限り難しいです。

警察の正義感と自分の正義感が必ずしも一緒とは限りません。

警察でなくても世のため人のためになる職業はたくさんあります。

警察に限らず、「自分は何がしたいのか?」を明確にすることをオススメします。仕事で無くても良いから、納得できる人生を送ってもらいたいです。

今後、警察がもっと時代に即した組織になることを願っています。